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米FRB、デフレ回避の手段有する=クラリダ副議長

ロイター / 2020年4月13日 23時1分

米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長は13日、FRBが新型コロナウイルス感染拡大にこれまでに対応し、一段の措置を実施する余地があることを踏まえると、新型ウイルス感染拡大で米経済がデフレに陥ることはないとの考えを示した。ワシントンのFRB本部で2018年8月撮影(2020年 ロイター/Chris Wattie)

[ワシントン 13日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長は13日、FRBが新型コロナウイルス感染拡大にこれまでに対応し、一段の措置を実施する余地があることを踏まえると、新型ウイルス感染拡大で米経済がデフレに陥ることはないとの考えを示した。

クラリダ副議長はブルームバーグテレビのインタビューに対し、「需要は極めて大きなマイナスの影響を受けている。総じて見ればこれはディスインフレ的だが、デフレ的ではない。FRBはデフレ回避に向けたツールを有していると考えている」と述べた。

その上で、新型ウイルスの感染拡大を巡る懸念が大きくなり始めた2月、3月時点では、中国の製造業が影響を受けたために世界的な供給網が衝撃を受ける可能性があるとの見方がアナリストの間で出ていたが、実際に衝撃を受けたのはむしろ需要だったと指摘。

「私はこれまでも、衝撃を受けるとすれば総需要だと考えていた」とし、FRBが中小企業や地方政府への融資などのプログラムを通して総需要に対する衝撃を緩和しようとしていると述べ、FRBはこれに対処できるとの考えを示した。

FRBは新型ウイルス感染拡大に対応し緊急利下げを実施し、政策金利をゼロ%近辺に引き下げた。クラリダ副議長は、いかなる利上げも「かなり先の話になる」と述べた。

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