5月第3次産業活動指数は87.9、前月比2.1％低下＝経産省

［東京　１３日　ロイター］ - 経済産業省が１３日発表した５月の第３次産業活動指数（季節調整済み、総合）は８７．９（２０１５年平均＝１００．０）で、前月比マイナス２．１％と４カ月連続の低下となった。

１１業種中７業種が低下方向に影響した。「卸売業」は機械器具卸売業、医薬品・化粧品等卸売業、建築材料などが落ち込んだことから７．３％低下。「情報通信業」は、ソフトウェア業や情報処理・提供サービス業が減少したことから４．９％低下した。「運輸業、郵便業」は貨物運送業、運輸施設提供業が減少し５．３％の低下。「電気・ガス・熱供給・水道業」は５．１％、「医療、福祉」は１．５％、「物品賃貸業（自動車賃貸業を含む）」は１．８％、「金融業、保険業 」は０．４％、それぞれ低下した。

上昇方向に影響したのは４業種。「小売業」は織物・衣服・身の回り品小売業が寄与し１．６％上昇した。「生活娯楽関連サービス」は美容業、飲食店などが１．４％上昇。「事業者向け関連サービス」は０．８％、「不動産業」は０．７％それぞれ上昇した。