ファーウェイ、上半期売上高は13%増 米圧力で伸び鈍化
ロイター / 2020年7月14日 2時38分
[13日 ロイター] - 中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]は13日、今年上半期の売上高が13.1%増加したと発表した。米政府が同社の供給業者や消費者への圧力を続けていることを受け、伸びの鈍化が示された。
売上高は4540億元(649億ドル)。前年同期の4013億元から増加したが、伸びは前年同期の23.2%から低下した。純利益率は9.2%で、前年同期の8.7%から上昇した。
米当局は昨年5月、ファーウェイにブラックリストに指定し、半導体など米製品の販売を制限。同社は在庫を積み上げたほか、独自で半導体を設計し、台湾積体電路製造(TSMC)<2330.TW>などに製造を頼っている。
ファーウェイは声明で「将来どのような課題に直面しても、顧客と供給業者に対する義務を履行し続け、生き残り、前進し、世界のデジタル経済と技術発展に貢献することを約束する」と強調した。
上半期の業績は、4月に発表した第1・四半期業績よりも成長が加速。第1・四半期の売上高は約1%増の1822億元。前年同期の39%増から急減速した。純利益率は前年の約8%から7.3%に低下していた。
ファーウェイは携帯電話端末の出荷数は発表しなかった。調査会社IDCによると、第1・四半期の市場シェアは17.8%で、韓国サムスン電子に次いで業界第2位だという。
(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
この記事に関連するニュース
-
高配当株ランキング~2025年相場での活躍期待が高い高配当利回り銘柄
トウシル / 2024年12月18日 16時0分
-
Temu運営の中国「拼多多」、成長ペースさらに鈍化 7~9月は売上高、純利益ともに予想値に届かず
東洋経済オンライン / 2024年12月6日 17時0分
-
コメの高騰で苦悩する回転寿司チェーン。最高益が相次ぐ好調4社と明暗分かれた“かつての王者”
日刊SPA! / 2024年12月4日 15時54分
-
中国シャオミ、「EV事業の急成長」が好業績を牽引 7~9月の売上高3割増、祖業のスマホは伸び悩み
東洋経済オンライン / 2024年12月3日 16時30分
-
エヌビディア、絶好調に見えてくすぶる「不安要素」 消えたサプライズ、マーケットの注目は「新製品」
東洋経済オンライン / 2024年12月2日 7時40分
ランキング
-
112月末まで!今年の「ふるさと納税」注意したい点 定額減税の影響は? 申し込む前に要チェック
東洋経済オンライン / 2024年12月26日 13時0分
-
2焦点:日産との統合、ホンダから漏れる本音 幾重のハードル
ロイター / 2024年12月26日 14時46分
-
3なぜスターバックスの「急激な拡大」は失敗に終わったのか…成長を一直線に目指した企業の末路
プレジデントオンライン / 2024年12月26日 15時15分
-
4「プライドが高い日産」に手を焼くホンダの未来が見える…深刻な経営危機に陥った「国内2位メーカー」の根深い問題
プレジデントオンライン / 2024年12月26日 10時15分
-
5昭和的「日本企業」は人事改革で解体される? 若手社員への配慮と、シニアの活性化が注目される背景
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年12月26日 5時55分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください