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アジア株式市場サマリー:引け(13日)

ロイター / 2020年8月13日 20時3分

[13日 ロイター] - 中国株式市場はほぼ変わらず。米中の第1段階通商合意の履行状況を検証するための協議を今週末に控えて、様子見ムードが広がった。ただ食料確保への懸念から農業関連株が上昇した。

セクター別では、金融<.CSI300FS>、不動産<.CSI000952>、ヘルスケア<.CSI300HC>が下落し、生活必需品<.CSI000912>は小幅上昇した。

深セン指数<.SZSC>は0.06%高。深セン証券取引所の新興企業向け市場「創業板(チャイネクスト)」総合指数<.CNT>は0.49%下落した。

農業株が上昇。新型コロナウイルスの流行や米中関係の悪化を受け、食料確保が不安視されているとTF証券は指摘した。

北京大北農科技集団<002385.SZ>が5.8%高、袁隆平農業高科技<000998.SZ>が7.9%高、山東登海種業<002041.SZ>は10%上昇した。

上海市場に上場したカンシノ・バイオロジクス(康希諾生物)<688185.SS>は一時127%上昇した。

香港株式市場も横ばい。今週末の米中協議を控えて、慎重なムードが広がった。

通信株が急伸。中国聯合網絡通信(香港)<0762.HK>が25.6%高。中国電信<0728.HK>が11.11%高。

騰訊控股(テンセント・ホールディングス)<0700.HK>は2%安、吉利汽車<0175.HK>は1.4%安。

ソウル株式市場は6月以来となる9営業日続伸で引けた。景気対策への期待感のほか、米物価の予想を上回る伸びもセンチメントを押し上げた。

燃料価格の上昇を背景に、7月の米消費者物価指数は前月から0.6%上昇した。市場予想は0.3%上昇だった。コアは1.6%上昇だった。

外国人投資家は3519億ウォン相当の売り越し。

出来高は8億9247万株。取引された902銘柄のうち、上昇は479銘柄。

シドニー株式市場は続落して引けた。銀行や公益事業株の下げが全体を押し下げた。企業業績の悪化見通しが相次いだことで、新型コロナウイルス危機による財務面の損害が一層広がるとの懸念が強まった。

ICマーケッツのゼネラルマネジャー、ニック・ツイドル氏は「国内最大手コモンウェルス銀行(CBA) が、新型コロナの長期的な影響に関して、かなり現実的な、それゆえに悲観的な見通しを示した」と指摘した。

コモンウェルス銀のコミン最高経営責任者(CEO)は12日、与信は伸び悩み、低金利が収益を圧迫する見込みだと述べた。

金融株指数<.AXFJ>は1%超下落。四大銀行はいずれも1.3─2.6%安だった。

電力大手AGLエナジー と通信大手テルストラはそれぞれ2021会計年度の業績が大幅に悪化するとの見通しを示した。これを受け、AGLは9.6%安、テルストラ は8.3%安だった。

AGLの見通しが重しとなり公益事業株指数<.AXUJ>は約4%下げた。

スキャンダルに見舞われていた金融サービス大手AMP は10%超高で終了。同社は特別配当と自社株買いで、投資家に約4億ドルを還元すると発表した。

(リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)

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