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仏、ヒズボラ撤退と国境交渉を提案 イスラエル・レバノン戦闘停止へ

ロイター / 2024年2月13日 11時28分

 2月12日、フランスはレバノンとイスラエルの国境地帯での戦闘停止などに向けた案をレバノン政府に提示した。ロイターが文書を確認した。写真は移動砲兵部隊のそばに立つイスラエル兵士。イスラエル北部のレバノンとの国境近くで1月撮影(2020年 ロイター/)

Laila Bassam Maya Gebeily John Irish

[ベイルート/パリ 12日 ロイター] - フランスはレバノンとイスラエルの国境地帯での戦闘停止などに向けた案をレバノン政府に提示した。ロイターが文書を確認した。

親イラン武装組織ヒズボラなどの戦闘員を国境から10キロ地点まで撤退させることなどを求めている。

ヒズボラとイスラエルの交戦はパレスチナ自治区ガザの戦闘と同時に進行しており、全面的な地域紛争に発展するリスクが懸念されている。

当局者によると、セジュルネ仏外相が先週、レバノンのミカティ首相らに提案書を渡した。

文書は「制御不能に陥る恐れのある」紛争を防止し、条件が整った段階で停戦を実施することを目的とし、最終的には陸上境界線の画定に関する交渉を行うことを想定している。

計10日間かけて3段階で緊張を緩和する計画で、第1段階ではレバノンの武装勢力とイスラエルが空爆を含め相手への攻撃を停止する。

第2段階で武装勢力側は戦闘部隊や対戦車システムなどの軍事力を国境から少なくとも10キロ北まで撤退させる。

第3段階では双方が国連平和維持軍(UNIFIL)の支援の下、段階的に陸上境界線画定の交渉を再開する。

イスラエル当局者は提案を受け取ったとし、政府内で検討していると述べた。

一方、ヒズボラはガザの戦闘停止まで緊張緩和を協議しない構えで、ヒズボラ系政治家はロイターの取材に対し、同様の立場を改めて示した。

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