シャープ、パイオニアとの光ディスクでの合弁を解消

　３月１３日、シャープは、光ディスク事業に関するパイオニア（東京・文京）との合弁を解消すると発表した。写真はシャープのロゴ。２０１６年２月、都内で撮影（２０２４年　ロイター/Yuya Shino）

Noriyuki Hirata

［東京　１３日　ロイター］ - シャープは１３日、光ディスク事業に関するパイオニア（東京・文京）との合弁を解消すると発表した。同事業を取り巻く市場環境の変化を踏まえ、両社で今後の事業の方向性を検討した結果としている。

光ディスク関連製品と部品の開発、設計、製造を手掛ける合弁会社のパイオニアデジタルデザインアンドマニュファクチャリング（東京・文京）の株式を同社に譲渡し、合弁を解消する。株式譲渡日は３１日。シャープは今後も音響・映像（ＡＶ）事業の拡大を目指し、光ディスク事業を継続するとしている。

シャープとパイオニアは、光ディスク関連リソースを活用しようと２００９年６月に合弁会社を設立していた。