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エネルギー部門からのメタン排出量、23年も過去最高付近=IEA

ロイター / 2024年3月13日 16時6分

 3月13日 国際エネルギー機関(IEA)は13日、エネルギー部門からのメタン排出量が2023年も過去最高付近にとどまったとする報告書を公表した。写真はIEAのロゴで、2023年12月にパリで撮影(2024年 ロイター/Sarah Meyssonnier)

Gloria Dickie

[ロンドン 13日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)は13日、エネルギー部門からのメタン排出量が2023年も過去最高付近にとどまったとする報告書を公表した。

温室効果ガスであるメタンについては、石油・ガス業界がインフラからの漏出を防ぐとしていた。

報告書によれば、化石燃料の生産と使用により23年は1億2000万トン以上のメタンが大気中に放出され、前年から小幅に拡大。IEAの「グローバル・メタン・トラッカー」によると、19年以降はこの水準前後で推移している。

カザフスタンで200日以上続いた化石燃料インフラからの大規模なメタン漏出は人工衛星によって検知された。

IEAは人工衛星でメタン漏出に対する監視を強化できると期待しており、「24年はメタンに対する行動と透明性にとって重大な分岐点になる」と指摘した。

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