阪神・藤浪、日本ハム・大谷との差なぜついた 復活に必要なのは「妥協点」を見出す

夕刊フジ / 2017年11月14日 17時6分

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復活を期す藤浪。内心じくじたる思いがあるはずだ(夕刊フジ)

 米大リーグへ挑戦する意向を正式に表明した日本ハム・大谷と高校時代からライバルとして張り合ってきた阪神・藤浪晋太郎投手(23)。プロ5年目の今季はわずか3勝。なぜこれほど差がついてしまったのか。

 プロ入りから3年連続で2ケタ勝利をマークし「虎のエース」と呼ばれたが、昨季は7勝止まり。今季はさらに制球難に苦しみ、2軍落ちも経験した。

 秋季練習中にはこれまで「感覚だけでやってきたところがある」と金本監督に打ち明けた。秋季キャンプでは理論的に課題を克服するために、けん制やクイックなど守備面に重きを置いて猛練習。指揮官は「誰が監督だって、(藤浪が)おらんでいいという監督いないでしょ」と期待をかけている。

 藤浪の復活に必要なものは何か。チーム関係者は「妥協点」を見いだす必要があると見る。

 「ポテンシャルが高い分、追い求める理想もほかの選手よりずっと上。ただ、現状はまだまだ追いつけていない。彼の武器は何といっても150キロを超える直球。形にこだわらず『打ち取ればいい』と思えれば、そこから視界はグッと広がる」

 一方、球団フロントは「今キャンプで注目を集めている才木(来季が2年目)やドラフト1位の馬場(仙台大)も『憧れの先輩は藤浪さん』と言っている。もともとは大谷以上の実績を作ってこの世界に入った子だし、そのライバルが世界に羽ばたく姿に刺激を受けてほしい」と願う。

 大阪桐蔭高3年時には、センバツで大谷を擁する花巻東に9-2と大勝し、甲子園春夏連覇を達成。もう1度その背中をとらえるためにも、来季立て直しを図る。(山戸英州)

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