ソニーが大幅安、決算発表で新型コロナの影響大と認識

　５月１４日、ソニーが大幅安でスタート。音楽やゲームなども含めて新型コロナウイルスによる影響が大きいことが、前日に発表した決算で改めて認識された格好となった。写真はロンドンで昨年２月撮影（２０２０年　ロイター／Simon Dawson）

［東京　１４日　ロイター］ - ソニー<6758.T>が大幅安でスタート。音楽やゲームなども含めて新型コロナウイルスによる影響が大きいことが、前日に発表した決算で改めて認識された格好となった。２０２１年３月期の業績予想は新型コロナの影響で合理的な算定が困難なため、未定と発表した。

２０年３月期の連結営業利益は、前期比５．５％減の８４５４億円。画像センサーを軸とした半導体などの増益があったが、音楽やゲームが減益となった。新型コロナの営業利益への影響は６８２億円のマイナスと試算している。