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米デルタ航空、秋時点で7000人の余剰パイロット=社内メモ

ロイター / 2020年5月15日 2時3分

米デルタ航空が今秋の時点で必要なパイロットの数は7000人と、現在抱える数の半数と見なしていることが14日、社内メモで明らかになった。アラバマ州バーミンガムで3月撮影(2020年 ロイター/ELIJAH NOUVELAGE)

[14日 ロイター] - 米デルタ航空 が今秋の時点で必要なパイロットの数は7000人と、現在抱える数の半数と見なしていることが14日、社内メモで明らかになった。

2021年第3・四半期でも、パイロット数は運航に必要な数を2500─3000人上回るとの見通しを示した。

デルタはこの日、米航空機大手ボーイング の双通路(ワイドボディー)機の777型機を含む高水準のメンテナンスが必要な航空機の利用を年末までに停止すると発表。これにより第2・四半期に税引前で14億─17億ドルの非現金減損費用が発生するとした。

国際的な旅客需要回復後は、燃費やコストの面で優位性がある欧州航空機大手エアバス のA330型機とA350─900型機を利用する。

デルタはこのほか、ケンタッキー州にあるシンシナティ・ノーザンケンタッキー国際空港のパイロットベースについて、現在の環境下で運営効率を維持するのは難しいとして閉鎖を決定したことも明らかにした。

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