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米大統領、ウィスコンシン州の外出禁止違法判決を称賛

ロイター / 2020年5月15日 8時22分

[14日 ロイター] - トランプ米大統領は14日、米ウィスコンシン州の最高裁判所が同州政府の外出規制令は違法との判決を下したことを歓迎した。一方、隣接するミシガン州では、外出規制に反対するデモ隊が州議事堂に押し寄せる事態となった。

大統領は早朝、ツイッターに「民主党の知事が裁判所によって強制的に経済活動を再開させられた。人々は生活を取り戻したいと願っていた。今はいきいきしている!」と投稿。経済活動の再開時期を巡る政党間の立場の違いを浮き彫りにした。

11月の大統領選での再選を目指し、同大統領は経済活動を早期に再開させる方針。専門家からは早期のロックダウン(都市封鎖)解除を懸念する声も上がっている。

同大統領は14日、大統領選での激戦が予想されるペンシルベニア州の医療機器の配送センターを訪問した。これに対し米大統領選の民主党候補指名を確実にしているバイデン前副大統領は、「民主党が外出規制で米経済の足を引っ張り、共和党が経済を束縛から解放しようとしているという構図を演出している」として批判した。

米ウィスコンシン州の最高裁判所は13日、州政府による外出規制は違法との判決を下し、即時発効。判決後には、多くの人々がバーに詰めかけるなどした。

これに対しエバーズ知事は「ウイルスは自発的に終息もしなければ、最高裁が終息を指示したところでそれに従うわけでもない」と述べ、外出自粛を呼びかけた。

一方、ミシガン州では、ウィットマー知事が外出自粛を少なくとも28日まで延長すると決定したことを受け、州都ランシングでデモが発生。ただ目撃者によると、参加者の一部が銃を保持していたものの、抗議活動は平和的なものだったという。

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