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コロナワクチン、米高官対象に12月14日から接種開始=関係筋

ロイター / 2020年12月14日 9時45分

 米国で政府機能を維持するため、緊急使用が承認された新型コロナウイルスワクチンを12月14日から、重要な職務に就く高官を対象に接種すると関係筋が明らかにした。写真はトランプ大統領(中央)とペンス副大統領、ホワイトハウスで9月撮影(2020年 ロイター/Leah Millis)

[ワシントン 13日 ロイター] - 米国で緊急使用が承認された新型コロナウイルスワクチンは、政府機能を維持するため、重要な職務に就く高官を対象に14日から接種が始まる。関係筋が明らかにした。

ペンス副大統領やホワイトハウスの高官、他の政府機関の一部職員は、10日以内に接種を受ける予定という。ただ、トランプ米大統領については、新型コロナに感染して既に回復していることから、すぐに接種を受けるかは不明。バイデン次期大統領やハリス次期副大統領、政権移行チームの接種時期も明らかではない。

米食品医薬品局(FDA)は11日、米製薬大手ファイザーと独ビオンテックが共同開発したワクチンの緊急使用許可を承認した。

医療従事者と長期療養施設の高齢者から、優先的に接種が始まる。14日には医療機関など全米145の機関にワクチンが到着する見通し。

米国家安全保障会議の報道官は、政府機能維持に向け、行政府や議会、司法省の高官もワクチン接種を受けると説明した。

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