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ブラジル国民、ワクチン接種しないとの回答が22%に上昇

ロイター / 2020年12月14日 11時45分

 12月12日 調査会社ダッタフォリャが実施した世論調査によると、ブラジル国民のうち新型コロナウイルスワクチンを摂取しない以降との回答の割合が、8月の9%から22%に上昇した。写真は12月4日、リオデジャネイロ近くの新型コロナの検査所で撮影(2020年 ロイター/Ricardo Moraes)

[リオデジャネイロ 12日 ロイター] - 調査会社ダッタフォリャが実施した世論調査によると、ブラジル国民のうち新型コロナウイルスワクチンを摂取しない以降との回答の割合が、8月の9%から22%に上昇した。特に、中国シノバック・バイオテック(科興控股生物技術)とサンパウロ州のブタンタン研究所が共同で供給を準備しているワクチンに対してはボルソナロ大統領が懐疑的な発言をしていることなどから、大半の回答者が接種を受け入れないと答えた。

今回の調査では、ワクチン接種を受ける予定との回答は73%、分からないとの回答が5%だった。8月には、これらの回答割合はそれぞれ89%と3%だった。

ボルソナロ大統領は先月、ワクチン接種の拒否は「権利」であるとし、いかなるワクチンの接種も受けないと言明。特にシノバック社制のワクチンには名指しで懐疑的な見方を示した。

調査では、中国製ワクチンの接種を受けるとの回答は全体の47%、受けないとの回答は50%、未決定との回答は3%だった。

大統領への信頼感とワクチン接種拒否には相関関係が見られ、大統領を常に信頼すると答えた回答者の33%がワクチン接種に消極的だったのに対し、大統領を信頼しないとの回答者のうち接種しないと答えた割合は16%だった。

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