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午後3時のドルは104円付近、英ポンドが急伸

ロイター / 2020年12月14日 15時22分

午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点と変わらずの104円付近。欧州連合(EU)離脱協議の継続を受けて英ポンドが急伸、円も緩やかに売られた。写真は英国会議事堂の時計台と、その前ではためく同国旗。13日、ロンドンで撮影。(2020年 ロイター/Simon Dawson)

[東京 14日 ロイター] -

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 104.02/04 1.2138/42 126.28/32

午前9時現在 103.95/97 1.2131/35 126.12/16

NY午後5時 104.01/04 1.2111/15 125.96/00

午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点と変わらずの104円付近。欧州連合(EU)離脱協議の継続を受けて英ポンドが急伸、円も緩やかに売られた。

週明けの外為市場では、早朝からポンドが急上昇。前週末終盤の1.32ドル前半から、気配値を1.32ドル後半へ切り上げて取引が始まり、1.33ドル後半まで買われた。

手掛かりは13日に通商協議の継続で合意したこと。ポンドは対円でも139円台へ上昇した。前週末終盤は137円半ばだった。

ポンドが買われる一方でドルと円が売られたため、ドル/円は売買が交錯。しかし堅調なアジア株が支えとなる形で円が幅広く軟化したため、ドルは午前の103円後半から午後には104円前半へじり高となった。

今朝公表された日銀短観によると、2020年度の全規模・全産業の想定為替レートは1ドル=106.79円(上期107.03円、下期106.55円)と、現在の水準より大きく円安方向に振れた。

円相場に直接目立った反応はなかったが「コロナ禍からの回復について、日本政府の過度な楽観度合いが、企業サイドにも伝播している」(ストラテジスト)との意見が聞かれた。

(為替マーケットチーム)

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