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英製造業団体、EUとの交渉決裂は「とどめの一撃」になると警告

ロイター / 2020年12月14日 15時49分

英製造業団体「メークUK」は、政府が年末の欧州連合(EU)離脱移行期間終了までにEUと通商合意を結べない場合、同業界にとって「とどめの一撃」となる可能性があると警告した。写真は英ウエリングボローで新型コロナウイルス感染防止用のスクリーンなどを製造する企業で働く従業員。7月20日に撮影。(2020年 ロイター/Andrew Boyers)

[ロンドン 14日 ロイター] - 英製造業団体「メークUK」は、政府が年末の欧州連合(EU)離脱移行期間終了までにEUと通商合意を結べない場合、同業界にとって「とどめの一撃」となる可能性があると警告した。

同団体はまた、英製造業の2021年の成長率予測を2.7%と、3カ月前の5.1%から引き下げた。英経済全体の成長率予測の約半分にとどまった。

スティーブン・フィップソン最高経営責任者(CEO)は「新型コロナウイルスの世界的大流行に伴い、業界の多くの企業は試合の最終ラウンドで疲れ切ったボクサーのようになっている。『合意なき』EU離脱はとどめの一撃となる可能性がある」とした。

通商合意がまとまらないまま移行期間が終了すれば、英国の製造業者は1月1日からEUへの輸出品の多くに関税が課され、規制の障壁も生じる。

メークUKは、加盟企業は次の四半期の生産が横ばいか若干減少すると予想していると説明。過去数四半期でのコロナを受けた記録的な落ち込みほど悪くはないが、見通しは明るくない。

フィップソン氏は「回復までには時間がかかるだろう。V字型回復を語るのは空想でしかない」と述べた。

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