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14日の日経平均は反発、TOPIXは1800ポイント台回復 18年10月以来の水準

ロイター / 2020年12月14日 15時58分

東京株式市場で日経平均は反発した。前週末の米国株市場はまちまちの展開となったが、日経平均は朝方から堅調にスタートし、一時200円高まで上げ幅を拡大した。写真は東京のビジネス街で金融市場の値動きを示すボードの前を歩く会社員たち。9月14日に撮影。(2020年 ロイター/Issei Kato )

[東京 14日 ロイター] -

日経平均

終値      26732.44 +79.92

寄り付き    26659.53

安値/高値   26648.69─26870.47

TOPIX

終値       1790.52 +8.51

寄り付き     1785.07

安値/高値    1784.99─1804.84

東証出来高(万株) 115345

東証売買代金(億円) 23331.47

東京株式市場で日経平均は反発した。前週末の米国株市場はまちまちの展開となったが、日経平均は朝方から堅調にスタートし、一時200円高まで上げ幅を拡大した。後場には上昇一服感から上げ幅は縮小したものの、1日を通してしっかりした値動きが続いた。TOPIXは前場に一時1800ポイント台を回復し、2018年10月以来の高水準となった。

TOPIXは0.48%高で取引を終了。東証1部の売買代金は2兆3331億円。東証33業種中、海運業、その他製品、機械、その他 金融業など27業種は値上がり。半面、証券業、空運業、精密機器など6業種は値下がりした。

市場からは「クリスマス休暇を控えた海外投資家の動きが落ち着いてくる時期なので、今日の上昇相場からは国内の投資家による物色意欲の強さがうかがえる」(SMBC信託銀行の投資調査部長、山口真弘氏)との声が聞かれた。また、「上昇している銘柄をみると小型株も多く、個人投資家の買い意欲が引き続き堅調と言えそうだ」(同)という。

ただ、後場には上昇が一服。今週は日銀の金融政策決定会合やFOMC(米連邦市場公開委員会)を控えていることから「イベントを前に、後場には投資家の様子見姿勢が強まったのではないか」(いちよし証券の投資情報部・銘柄情報課課長、及川敬司氏)との見方が出ていた。

個別では、三井ハイテックが連日の年初来高値を更新し、東証1部の値上がり率第4位に入った。10日に発表した2020年2―10月期の連結業績が好調だったことが引き続き材料視されたほか、同社はハイブリッド車(HV)用のモーターコアなどを手掛けており、脱炭素銘柄として物色が活発になった。

その他、任天堂も年初来高値を更新。トヨタ自動車は2月21日に付けた戻り高値7877円を更新し、コロナ禍以前の株価水準を回復した。

東証1部の騰落数は、値上がり1333銘柄に対し、値下がりが755銘柄、変わらずが92銘柄だった。

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