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20年度3次補正予算15兆4271億円、税収8兆3880億円下振れ=政府筋

ロイター / 2020年12月14日 18時45分

 政府が15日閣議決定する2020年度一般会計3次補正予算案が判明した。写真は7日、東京都の景色(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 14日 ロイター] - 政府が15日閣議決定する2020年度一般会計3次補正予算案が判明した。経済対策関係経費を19兆1761億円計上し、新型コロナウイルス感染症対策予備費などの既定経費減額分を差し引いた総額15兆4271億円となる。複数の政府筋が明らかにした。

歳出では、コロナ感染症の拡大防止策として4兆3581億円を計上するほか、コロナ後の経済構造転換や好循環実現に向けた取り組みに11兆6766億円、防災・減災、国土強靭化に3兆1414億円を充てる。既定経費は4兆1963億円減額する。

20年度税収は当初想定から8兆3880億円下振れする見通しで、財源不足を補う新規国債を22兆3950億円追加発行する。新規国債のうち建設国債の追加発行額は3兆8580億円、赤字国債は18兆5370億円となる。

(山口貴也)

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