ECB、必要なら一段の刺激策の用意=パネッタ専務理事
ロイター / 2020年12月14日 23時45分
欧州中央銀行(ECB)のパネッタ専務理事は14日、ECBはユーロ圏経済のリセッション(景気後退)からの脱却にコミットしているとし、ユーロ高などが回復の足かせになれば必要に応じて一段の刺激策を実施する余地があると述べた。フランクフルトのECB本部で4月撮影(2020年 ロイター/Kai Pfaffenbach)
[フランクフルト 14日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のパネッタ専務理事は14日、ECBはユーロ圏経済のリセッション(景気後退)からの脱却にコミットしているとし、ユーロ高などが回復の足かせになれば必要に応じて一段の刺激策を実施する余地があると述べた。
ECBは10日の理事会で、新型コロナウイルス感染第2波に対応するため、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の拡充などの追加刺激策を決定。ただラガルド総裁が、全ての措置が利用されるわけではないと述べたことで、ECBのコミットメントに対する疑念が出ていた。
パネッタ専務理事は講演で「回復支援に対するECBのコミットメントを保証する。為替要因を含む見通しに対する下方リスクが現実化すれば、全ての措置を調整する用意がある」とし、ECBはインフレ目標が達成されていない状態を容認しないと述べた。
その上で、欧州連合(EU)の7500億ユーロの復興基金について、2026年までに成長率を1.5%に引き上げられる可能性があるため、各国政府に対し賢明に利用するよう呼び掛けた。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1イタリア人が営む「老舗ラーメン店」の人生ドラマ 西武柳沢「一八亭」ジャンニさんと愛妻のこれまで
東洋経済オンライン / 2024年7月22日 11時30分
-
2なぜユニクロは「着なくなった服」を集めるのか…「服屋として何ができるのか」柳井正氏がたどり着いた答え
プレジデントオンライン / 2024年7月22日 9時15分
-
3円安は終わり?円高反転4つの理由。どうなる日経平均?
トウシル / 2024年7月22日 8時0分
-
4ウィンドウズ障害、影響続き世界全体で2600便欠航…損害は1600億円を超えるとの見方も
読売新聞 / 2024年7月22日 11時16分
-
5「土用の丑の日」物価高でも…あの手この手の“うなぎ商戦” 大手スーパーの目玉は「超特大」
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月22日 19時59分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)