スペインのワクチン接種、欧州当局の承認後数日内に開始＝保健相

スペインのイラ保健相は１４日、欧州医薬品庁（ＥＭＡ）が１２月２９日に新型コロナウイルスワクチンを承認すれば、来年１月４日か５日までにワクチン接種を開始すると述べた。独テュービンゲンで６月撮影（２０２０年　ロイター/KAI PFAFFENBACH）

［マドリード　１４日　ロイター］ - スペインのイラ保健相は１４日、欧州医薬品庁（ＥＭＡ）が１２月２９日に新型コロナウイルスワクチンを承認すれば、来年１月４日か５日までにワクチン接種を開始すると述べた。

また、保健省保健緊急対策調整局のフェルナンド・シモン局長は別のイベントで、承認が早まれば国内のワクチン配布も早まる可能性があるとした。

ＥＭＡは今月１日、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナワクチンの承認について遅くとも２９日までに判断するとしていた。

スペインで１１日以降に確認された新規感染者数は２万１３０９人。感染者は累計１７５万人となった。死者数は１９３人増え４万７６２４人。