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ダウ・S&P下落、ワクチン接種開始で一時は上昇=米株

ロイター / 2020年12月15日 7時27分

12月14日、米国株式市場は、S&P総合500種とダウ工業株30種が下落して取引を終えた。ウオール街で10月撮影(2020年 ロイター/Mike Segar)

[14日 ロイター] - 米国株式市場は、S&P総合500種とダウ工業株30種が下落して取引を終えた。国内での新型コロナウイルスワクチンの接種開始や大型M&A(合併・買収)案件を背景に一時は上昇していた。

米ファイザーが独ビオンテックと共同開発した新型コロナワクチンは、当局による先週末の緊急使用許可を受けてこの日接種が始まった。

ダウは過去最高値を付ける場面もあったが、ウォルト・ディズニーの下げに押されてマイナス圏で引けた。S&P500も一時1%近く上昇した。ファイザーは約5%安。

ロングボウ・アセットマネジメントのジェーク・ダラーハイド最高経営責任者(CEO)はワクチン接種開始について「市場は歓迎し、楽観的で強気だが、一般投資家は接種開始が特効薬になるわけではなく、期待ほど速いペースで進まないことを理解しつつある」と述べた。

アレクシオン・ファーマシューティカルは約30%急伸し、S&P500とナスダック総合を押し上げた。英アストラゼネカが390億ドルで買収することで合意したと発表した。アストラゼネカの米上場株は約8%下落した。

ディズニーは3.7%安。最近の株価上昇を理由にBMOキャピタル・マーケッツが投資判断を引き下げ、ネットフリックスを再び厳選銘柄としたことを嫌気した。ネットフリックスは約4%高となった。

アリババ・グループ・ホールディングは約3%安。中国の規制当局が、独占禁止の観点から過去の案件を適切に報告しなかったとして罰金を科すと明らかにした。

米取引所の合算出来高は104億株。過去20営業日の平均は115億株。

ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.36対1の比率で上回った。ナスダックでは1.08対1で値上がり銘柄数が多かった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 29861.55 -184.82 -0.62 30123.91 30325.79 29849.15

前営業日終値 30046.37

ナスダック総合 12440.04 +62.17 +0.50 12447.44 12543.00 12432.71

前営業日終値 12377.87

S&P総合500種 3647.49 -15.97 -0.44 3675.27 3697.61 3645.84

前営業日終値 3663.46

ダウ輸送株20種 12382.97 -289.41 -2.28

ダウ公共株15種 852.81 -2.29 -0.27

フィラデルフィア半導体 2736.25 +32.17 +1.19

VIX指数 24.72 +1.41 +6.05

S&P一般消費財 1265.54 +5.73 +0.46

S&P素材 438.27 -5.92 -1.33

S&P工業 738.42 -9.59 -1.28

S&P主要消費財 687.93 -2.79 -0.40

S&P金融 465.81 -5.77 -1.22

S&P不動産 222.19 -1.96 -0.88

S&Pエネルギー 295.55 -10.83 -3.53

S&Pヘルスケア 1288.29 -10.20 -0.79

S&P通信サービス 220.00 -1.22 -0.55

S&P情報技術 2191.24 +9.00 +0.41

S&P公益事業 312.52 -1.67 -0.53

NYSE出来高 10.69億株

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 26690 0 大阪比

シカゴ日経先物3月限 円建て 26655 - 35 大阪比

(S&Pセクター別指数は関連コンテンツでご覧ください; リフィニティブデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります)

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