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米シティ、第3四半期は48%増益 貸倒引当金戻し入れが寄与

ロイター / 2021年10月15日 0時1分

米金融大手シティグループが14日に発表した第3・四半期利益(9月30日まで)は利益が48%増加し、予想を上回った。2017年10月撮影(2021年 ロイター/Chris Helgren)

[14日 ロイター] - 米金融大手シティグループが14日に発表した第3・四半期利益(9月30日まで)は利益が48%増加し、予想を上回った。貸倒引当金の戻し入れに加え、株式引受業務と投資銀行助言業務の手数料収入が増加したことが追い風となった。

純利益は46億ドル(1株当たり2.15ドル)と、前年同期の31億ドル(同1.36ドル)から48%増加。リフィティブがまとめた1株利益のアナリスト予想平均は1.65ドルだった。

新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的大流行)を受け積み増した貸倒引当金のうち、11億6000万ドルを戻し入れたことが増益に寄与。前年同期は引当金を4億3600万ドル積み増していた。

投資銀行業務の収入は39%増の19億ドル。

純利息収入は前年同期比では1%減少したが、前期比では2%増加。パンデミック発生を受け連邦準備理事会(FRB)が政策金利をゼロ%近辺に引き下げたことで、金融機関の利息収入は減少傾向にあったが、こうした傾向が解消しつつあることが示された。

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