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韓国中銀、政策金利を1.25%に引き上げ インフレに対応

ロイター / 2022年1月14日 11時7分

 韓国銀行(中央銀行)は14日、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ、1.25%とした。インフレや家計債務の抑制に向けた対応。写真中央は、韓国の1万ウォン紙幣。2015年12月15日に撮影(2022年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[ソウル 14日 ロイター] - 韓国銀行(中央銀行)は14日、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ、1.25%とした。インフレや家計債務の抑制に向けた対応で、新型コロナウイルス禍前の2020年3月以来の金利水準に回帰した。

ロイターがまとめたアナリスト調査では35人中25人が25bpの利上げを予想していた。

韓国の消費者物価指数(CPI)は2021年通年の伸び率が2.5%と、2011年以来の水準に加速し、中銀の予測(2.3%)も上回った。中銀は対応を迫られていた。

韓国を含む各国でオミクロン変異株の感染が拡大する中、中銀の当局者は世界経済の見通しを精査しており、アナリストは中銀が今後、引き締めペースを緩めると予想している。

李柱烈総裁は現在の景気回復が続けば、第1・四半期の利上げは可能との認識をこれまでに示している。

総裁の任期は3月までで、同じ月には韓国大統領選も予定されており、政策の先行きを巡る不透明感は強い。

メリッツ証券のアナリスト、スティーブン・リー氏は「大統領選と中銀総裁交代後の下半期にもう1回利上げがある可能性が高い。当局者はしばらくの間、米連邦準備理事会(FRB)の動きを追うために時間を割くだろう」と分析した。

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