海外経済の下振れが先行きのリスク=10─12月期GDPで鈴木財務相
ロイター / 2023年2月14日 9時56分
2月14日、鈴木俊一財務相は午前の閣議後会見で、2四半期ぶりプラスとなった2022年10─12月期国内総生産(GDP)について、「ウィズコロナの下で景気が緩やかに持ち直していることが示される結果となった」と語った。写真は2022年9月、都内で撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 14日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は14日午前の閣議後会見で、2022年10─12月期国内総生産(GDP)が2四半期ぶりプラスとなった日本経済の先行きについて、持ち直しが期待されるものの海外景気の下振れがリスクとの認識を示した。
鈴木財務相は年率換算で前期比0.6%のプラス成長となったGDPについて、「ウィズコロナの下で景気が緩やかに持ち直していることが示される結果となった」と語った。先行きも持ち直しが期待されるとする一方、「世界的な金融引き締めが続く中、海外景気の下振れがわが国の景気を下押しするリスクになっている」と述べた。
その上で、経済対策の裏付けとなる補正予算を確実に執行するとともに、来年度予算を速やかに成立させる考えを示した。
この後政府が国会に提示する日銀の正副総裁人事案については、検討過程を含めてコメントを控えた。
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