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米軍、撃墜した中国の偵察気球からセンサーなど回収

ロイター / 2023年2月14日 11時5分

米軍は13日、米南部サウスカロライナ州沖で4日に撃墜した中国の偵察気球から情報収集に使われた可能性のあるセンサーなど電子機器を回収したと発表した。写真は2月4日、サウスカロライナ州サーフサイドビーチ沖で撮影(2023年 ロイター/Randall Hill)

[ワシントン 13日 ロイター] - 米軍は13日、米南部サウスカロライナ州沖で4日に撃墜した中国の偵察気球から情報収集に使われた可能性のあるセンサーなど電子機器を回収したと発表した。

米軍は声明で、現場から重要な残骸を回収することができたとし、回収物にはセンサーと電子機器、構造物の大部分が含まれていると説明した。

この偵察気球は、バイデン米大統領が撃墜を命じるまで、1週間米国とカナダの上空を飛行していた。中国はこの気球が政府の偵察気球との米国の主張を否定しているが、気球飛来は米中対立の新たな火種となり、ブリンケン国務長官の中国訪問延期につながった。

一方、オースティン米国防長官はこの日、北大西洋条約機構(NATO)会合出席で訪れたブリュッセルで記者団に「これらの物体が地上のいかなる人に対しても軍事的脅威を与えることはないと国民に伝えたい」と述べた。その上で「ただ、民間航空に危険を及ぼし、情報収集の脅威となる可能性がある」と説明した。

オースティン氏は10日以降に米軍が撃墜した3つの飛行物体について、まだ残骸を回収していないと述べた。10日にはアラスカ州沖、11日にはカナダの北部ユーコン準州上空で飛行物体が撃ち落とされている。

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