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テマセク、中国を依然有望視 エネルギー転換分野などに魅力

ロイター / 2023年9月14日 9時29分

 9月13日、シンガポールの政府系投資会社テマセク・ホールディングスの幹部は、中国が投資先として引き続き魅力的との見方を示した。2014年7月、シンガポールで撮影(2023年 ロイター/Edgar Su)

Yantoultra Ngui

[シンガポール 13日 ロイター] - シンガポールの政府系投資会社テマセク・ホールディングスの幹部は、中国が投資先として引き続き魅力的との見方を示した。

テマセクの中国担当責任者のイービン・ウー氏はシンガポールで開催された「ミルケン・インスティテュート・アジア・サミット」で、先端製造業やエネルギー転換などの分野で魅力的な投資機会があると指摘。「従来型の製造業や不動産セクターなどの低迷に注目し、こうした新興セクターが見過ごされている」と語った。

テマセクのポートフォリオに占める中国の割合は約2割。電子商取引大手JDドットコム(京東集団) 、テクノロジー大手アリバ、中国第2位の金融機関、中国建設銀行などに投資している。

政府系ファンドGIC も中国の特定分野への投資を倍増しているとし、リム・チョウ・キアット最高経営責任者(CEO)は「中国は間違いなく投資対象だ」と述べ、グリーンテクノロジーなど世界を主導する分野が中国にはあると指摘した。

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