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マスク氏「台湾は中国の不可欠な一部」、売り物でないと台湾反発

ロイター / 2023年9月14日 12時56分

 米テスラの最高経営責任者(CEO)、イーロン・マスク氏(写真)が、台湾は中国の不可欠な部分と発言したことに対し、台湾外相が9月13日、台湾は「売り物」でないと反発した。上海で2020年1月撮影(2023年 ロイター/Aly Song)

[台北 14日 ロイター] - 米テスラの最高経営責任者(CEO)、イーロン・マスク氏が、台湾は中国の不可欠な部分と発言したことに対し、台湾外相が台湾は「売り物」でないと反発した。

問題となったのは、今週ユーチューブで公開されたロサンゼルスでの会合での発言。

マスク氏は「彼ら(北京)の政策は、台湾を中国と統一させることだ。彼らの立場からすると、台湾は(米国の)ハワイのようなもので中国の不可欠な部分なのだろう」などと述べた。

これに対し、台湾の呉釗燮(ジョセフ・ウー)外交部長は、X(旧ツイッター)がフェイスブックなどとともに中国で禁止されていることを踏まえ、マスク氏が中国政府にXの解禁を要請できるよう期待すると13日夜にXに投稿し「おそらく、彼は禁止が良い政策だと考えているのだろう」とコメントした。「よく聞きなさい。台湾は中国の一部ではないし、売り物でもない」と述べた。

マスク氏の発言が台湾の反発を買うのはこれが初めてではない。昨年10月には、中台間の緊張は台湾が統治権を譲ることで解決できるとの見解を示し、台湾が猛反発していた。

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