米モデルナ、インフルワクチンが後期試験で有効性示す
ロイター / 2023年9月14日 14時45分
米バイオ医薬品大手モデルナは13日、開発を進めているメッセンジャーRNA(mRNA)技術に基づく季節性インフルエンザワクチンについて、後期臨床試験でA型とB型を合わせた全ての株に対し、従来のインフルエンザワクチンと比較してより強い免疫反応を引き起こしたと発表した。写真は2021年11月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)
Patrick Wingrove
[13日 ロイター] - 米バイオ医薬品大手モデルナは13日、開発を進めているメッセンジャーRNA(mRNA)技術に基づく季節性インフルエンザワクチンについて、後期臨床試験でA型とB型を合わせた全ての株に対し、従来のインフルエンザワクチンと比較してより強い免疫反応を引き起こしたと発表した。
モデルナによると、このワクチンの有効性は高齢者を含むすべての年齢層で示されるとともに、安全性と忍容性も認められた。また別の初期の直接比較試験で、このワクチンが仏製薬大手サノフィのインフルエンザワクチンと同等かそれを上回る効果を示した。
ジェフリーズのアナリスト、マイケル・イー氏はノートで、モデルナはこのデータを利用して米国で年末までに同ワクチンの迅速承認を申請する可能性があり、2024/25年の流行シーズンまでに市場投入しそうだと述べた。
モデルナは以前、このワクチンが試験で早期成功基準を満たさなかったことを受け、成否を判断するデータが不十分だと明らかにしていた。
同社はまた、新型コロナワクチンの生産を縮小すると発表した。需要減少に合わせるとともに、粗利益の伸び率目標75─80%達成の前倒しを目指す。
この記事に関連するニュース
-
モデルナ、BARDAの緊急対応パートナーシップを通じてプロジェクトアワードを受賞し、mRNAベースのパンデミックインフルエンザワクチンの開発を加速
PR TIMES / 2024年7月8日 16時45分
-
アングル:忍び寄る「ヒトからヒト」へ、科学者が恐れる鳥インフルの変異
ロイター / 2024年7月6日 8時6分
-
欧州医薬品庁ヒト用医薬品委員会、モデルナのRSウイルスワクチンmRESVIA(R)の販売承認を推奨する肯定的見解を採択
PR TIMES / 2024年7月5日 11時45分
-
モデルナの鳥インフルワクチン開発、米政府が1.8億ドルの支援金
ロイター / 2024年7月3日 8時46分
-
コロナワクチン特許訴訟、ファイザーとモデルナともに一部勝訴
ロイター / 2024年7月2日 19時53分
ランキング
-
1「身代金」「初動対応」、"KADOKAWA事件"の教訓 凄腕ホワイトハッカーが語る日本企業への警告
東洋経済オンライン / 2024年7月31日 8時0分
-
2「キャンプブーム」は終わった アウトドア業界はどの市場に“種”をまけばいいのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月31日 7時30分
-
3【速報】日銀が追加利上げを決定 政策金利0.25%程度に 長期国債買い入れは26年1~3月に月間3兆円程度に
日テレNEWS NNN / 2024年7月31日 13時12分
-
4日銀、追加利上げ決定=政策金利0.25%に―国債購入、月3兆円に段階縮小
時事通信 / 2024年7月31日 13時44分
-
5海外の優秀なエンジニアが日本企業を選ばない訳 人気が落ちている要因は「企業の体質」にあった
東洋経済オンライン / 2024年7月30日 16時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)