バイデン米大統領、歳出削減と政府閉鎖リスク巡りきょう演説

９月１４日、バイデン米大統領（写真）は共和党が求めている大幅な歳出削減と政府機関が閉鎖された場合の国民への影響について演説する。ホワイトハウスで６月代表撮影（２０２３年　ロイター）

Nandita Bose

[ワシントン １４日 ロイター] - バイデン米大統領は共和党が求めている大幅な歳出削減と政府機関が閉鎖された場合の国民への影響について、１４日に演説する。

３０日に会計期末を迎えるが、議会は「つなぎ予算」を巡って合意できていない。

下院共和党は２０２４年度の支出を１兆４７００億ドルに削減するよう要求している。だがこれはバイデン氏と共和党のマッカーシー下院議長が５月に合意した額より約１２００億ドル少なく、ホワイトハウスと上院指導部は反対している。

ホワイトハウスは「これらの有害な（歳出）削減が共和党の予算計画の中でどのように位置付けられ、国民にとってどのような意味を持つのかについて、大統領が本日説明する」との声明を発表した。

共和党の予算案は富裕層への減税と社会保障やメディケア（高齢者向け医療保険制度）などのプログラムの削減を含むと指摘した。