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FRB、金利見通し修正も データ強く=セントルイス連銀前総裁

ロイター / 2023年9月15日 8時16分

 米セントルイス地区連銀のブラード前総裁は9月13日、米経済が予想以上に堅調で、基調的なインフレも依然として根強いことから連邦準備理事会(FRB)当局者は金利見通しの修正が必要になる可能性があるとの見解を示した。2022年8月、ワイオミング州ジャクソンホールで撮影(2023年 ロイター/Ann Saphir)

Michael S. Derby

[ニューヨーク 14日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のブラード前総裁は13日、米経済が予想以上に堅調で、基調的なインフレも依然として根強いことから連邦準備理事会(FRB)当局者は金利見通しの修正が必要になる可能性があるとの見解を示した。

8月の米消費者物価指数(CPI)発表後にロイターのインタビューで述べた。

金利見通しをどの程度引き上げる必要があるのかや修正の時期については明言を避けたが、経済はFRBをその方向に導いていると語った。

先月まで同連銀に在籍していたブラード氏はタカ派の代表格とされ、ここ数年、積極的な利上げでインフレを抑制する必要性を主張してきた。

ブラード氏はCPIの前月比上昇率が7月よりも高かったことに触れ「やや懸念される」と指摘。データは「以前の予想ほど速いペースで(インフレが)低下しないことを示唆している」と述べた。

「金利の道筋に関する見通しが以前よりもやや高い方向に向かう可能性がある」と語った。

また、多くの政策当局者は今年の経済活動低迷を予想していたが、そうなっておらず、成長率見通しの上方修正が必要になると指摘。それによって当局者の金融政策見通しは変わらないかもしれないが、追加利上げへの道を開く可能性もあるとした。

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