ＥＵ、対ロシア追加制裁案を最終調整 閣僚理事会に今週提出へ

　欧州連合（ＥＵ）欧州委員会のボレル外交安全保障上級代表（写真）は１３日、ダイヤモンド規制を含む第１２弾の対ロシア制裁案について、最終調整していると明らかにした。１０月に北京で撮影(２０２３年　ロイター/Xiaoyu Yin)

１１月１４日（ロイター） - 欧州連合（ＥＵ）欧州委員会のボレル外交安全保障上級代表（外相）は１３日、ダイヤモンド規制を含む第１２弾の対ロシア制裁案について、最終調整していると明らかにした。

ボレル氏によると、欧州委は１５日にも承認する可能性がある。その後、加盟２７カ国で構成する閣僚理事会に提出され、議論を経た上で承認される。

ボレル氏は外相会合後に記者団に対し、「第１２弾はダイヤモンドを含む輸出規制や、ロシアが第三国への石油販売で得る収入を減らすための価格上限の厳格化、制裁逃れ対策が盛り込まれる」と説明した。