1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

米連邦最高裁、初の倫理規定発表 判事の接待疑惑巡る批判受け

ロイター / 2023年11月14日 14時50分

米連邦最高裁は13日、9人の判事に関する初の倫理規定を発表した。一部の判事が豪華旅行の接待や不動産などの便宜供与を受けた疑惑が浮上したことから対策を求める声が強まっていた。写真は米連邦最高裁のビル。ワシントンで8月撮影。(2023年 ロイター/Kevin Wurm/File Photo)

Andrew Chung John Kruzel

[ワシントン 13日 ロイター] - 米連邦最高裁は13日、9人の判事に関する初の倫理規定を発表した。一部の判事が豪華旅行の接待や不動産などの便宜供与を受けた疑惑が浮上したことから対策を求める声が強まっていた。

ただ、倫理規定には強制力がないため、実効性を疑問視する見方も出ている。

倫理規定は、判事の公務以外の関係が公務における行動や判断に影響を与えてはならないと定め、資金集めの活動への参加や贈答品の受け取りを制限した。また、判事が裁判所の資源やスタッフを公務以外の活動に「相当程度」使うことを禁じた。

また、判事は講演活動を検討する際に「理性のある一般市民に不適切という印象を与えるかどうかを考慮」すべきだとした。

連邦最高裁の判事は終身制だが、これまで拘束力のある倫理規定が存在しなかった。最高裁は声明で、このため判事が自らを「いかなる倫理規則にも縛られないと見なしている」という誤解を一部で生じさせたと指摘。この誤解を払拭する狙いがあるとした。

最高裁を巡っては、保守派のトーマス判事が実業家や共和党の大口献金者から豪華旅行の接待や不動産の便宜供与を受けていたと伝えられたほか、アリート判事、ゴーサッチ判事、リベラル派のソトマイヨール判事についても倫理に関する問題が報じられていた。

*カテゴリーを追加します

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください