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キオクシアの7―9月期は1008億円の赤字 営業赤字は4四半期連続

ロイター / 2023年11月14日 16時8分

 11月14日、東芝の持分法適用会社で、メモリー半導体大手のキオクシアホールディングスが発表した2023年7―9月期業績は1008億円の営業赤字だった。写真はキオクシアのロゴ。2021年9月、都内で撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Miho Uranaka

[東京 14日 ロイター] - 東芝の持分法適用会社で、メモリー半導体大手のキオクシアホールディングスが14日発表した2023年7―9月期連結業績(国際会計基準)は営業損益が1008億円の赤字だった。営業赤字は4四半期連続。

前四半期比で出荷量が減少した一方、需給バランスの改善や円安の進行などで販売単価が上昇し、4─6月期の1308億円の赤字から損失幅が縮小した。ドルベースでの販売単価は1桁%台前半の上昇となった。同期間の売上収益は2414億円で前四半期の2511億円からは減少した。

フラッシュメモリーメーカー各社が生産調整を継続する一方、顧客の在庫消化が進展し、需給バランスの改善が続いているという。パソコンやスマートフォン向けの需要見通しについて、24年も需要の回復が続くと見込む一方で、データセンターなどの需要は、汎用サーバー向けで弱含みが続いており回復は来年前半以降になるとした。

この日東芝が公表した4―9月期の連結営業損益(米国基準)は222億円の黒字だったが、キオクシアの損失などが響き、純損益は521億円の赤字だった。東芝は12月20日に上場廃止となる予定。

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