ロシア、対北朝鮮関係強化の権利強調 報道官「可能性大きい」
ロイター / 2024年6月14日 10時30分
6月13日、ロシア大統領府(クレムリン)は北朝鮮とより緊密な関係を築く権利は誰の疑念にも脅威にもなるべきでないとの見解を示し、両国関係の可能性は非常に大きいと言明した。写真はロシアのプーチン大統領(右)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記。朝鮮中央通信(KCNA)提供(2024年 ロイター)
[モスクワ 13日 ロイター] - ロシア大統領府(クレムリン)は13日、北朝鮮とより緊密な関係を築く権利は誰の疑念にも脅威にもなるべきでないとの見解を示し、両国関係の可能性は非常に大きいと言明した。
クレムリンのペスコフ報道官は、ウクライナ問題を巡る西側の圧力を受けてロシアが対北朝鮮政策を見直し、特にミサイルや核技術の移転について西側が懸念していることを問われ、「北朝鮮はわれわれの隣人で友好的な国家。われわれは相互関係を構築しており、今後も推進する方向で進めていく」と述べた。
さらに、「両国関係発展の可能性は非常に大きい。隣国と良好な関係を築くわが国の権利は誰の懸念材料となるべきでもなく、誰も異議を唱えることはできず、唱えるべきでもないと考える」と述べた。
ロシア紙ベドモスチは10日、プーチン大統領が数週間以内に北朝鮮とベトナムを訪問する予定だと報じた。
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