ＦＤＩＣ総裁に商取委幹部、バイデン氏指名 ハラスメント問題対処

　６月１３日、バイデン米大統領は、米連邦預金保険公社（ＦＤＩＣ）のグルーエンバーグ総裁の後任に商品先物取引委員会（ＣＦＴＣ）のクリスティー・ゴールドスミスロメロ委員を指名したと、ホワイトハウスが１３日に発表した。写真はＦＤＩＣのロゴ。２０１１年２月、ワシントンで撮影（２０２４年　ロイター/Jason Reed）

Douglas Gillison　Chris Prentice

[ワシントン １３日 ロイター] - バイデン米大統領は、米連邦預金保険公社（ＦＤＩＣ）のグルーエンバーグ総裁の後任に商品先物取引委員会（ＣＦＴＣ）のクリスティー・ゴールドスミスロメロ委員を指名した。ホワイトハウスが１３日に発表した。

ＦＤＩＣは職員によるセクシャルハラスメントなど不適切行為が調査で報告され、議員らからトップ交代を求める声が噴出。グルーエンバーグ氏は先月、後任が議会で承認され次第、辞任する意向を表明した。

ゴールドスミスロメロ氏は、２００９年の金融危機救済プログラムの監視役として金融犯罪や不正行為を捜査した経験を持つ。２０２２年３月にＣＦＴＣ委員に就任した。

ホワイトハウスは、ＣＦＴＣ委員であるクリスティン・ジョンソン氏を財務省の金融機関担当次官補に指名する人事も明らかにした。