1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

スペースX「ファルコン9」、7年ぶり軌道投入失敗 再点火できず

ロイター / 2024年7月14日 9時16分

 実業家イーロン・マスク氏率いる米宇宙企業スペースXが開発したロケット「ファルコン9」が12日、宇宙空間で1機が分解したため連邦航空局(FAA)から飛行停止処分を受けた。フロリダ州ケープカナベラルで5月撮影(2024年 ロイター/Steve Nesius)

Joey Roulette

[ワシントン 12日 ロイター] - 実業家イーロン・マスク氏率いる米宇宙企業スペースXが開発したロケット「ファルコン9」が12日、宇宙空間で1機が分解したため連邦航空局(FAA)から飛行停止処分を受けた。ファルコン9としては7年余ぶりの失敗となった。

ファルコン9は11日夜、カリフォルニア州のバンデンバーグ宇宙空軍基地から打ち上げられ、約1時間後にロケットの2段目が再点火に失敗。搭載していた20基のスターリンク衛星を大気圏再突入で燃え尽きる浅い軌道に投入した。

マスク最高経営責任者(CEO)は12日、X(旧ツイッター)への投稿で「理由は今のところ不明だが、エンジンのRUDが発生した」との見方を示した。「RUD」は「予定外の急速な解体」を意味する英語の頭文字を取った専門用語で、通常は爆発を意味する。

スペースXによると、ファルコン9は異常の原因を調査・修理し、FAAの承認を得るまで発射を控える。問題の複雑さと同社の修正計画によっては、数週間から数カ月かかる可能性がある。

スペースXはこの業界において優位性を保っており、これまで300回以上連続でミッションに成功していた。

ファルコン9は、航空宇宙局(NASA)のクルーを国際宇宙ステーションに送ることができる唯一の米ロケット。NASAは8月に次の有人宇宙飛行ミッションを行う計画だった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください