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ガザ南部攻撃で91人死亡、標的のハマス軍事指導者の死亡確認できず

ロイター / 2024年7月14日 11時28分

 パレスチナ自治区ガザの南部ハンユニス西方のマワシ地区に13日、イスラエル軍の空爆があり、ガザ保健当局当局によると少なくとも91人が死亡、300人が負傷した。13日撮影(2024年 ロイター/Mohammed Salem)

Nidal al-Mughrabi Hatem Khaled Maayan Lubell

[カイロ/ガザ/エルサレム 13日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザの南部ハンユニス西方のマワシ地区に13日、イスラエル軍の空爆があり、ガザ保健当局当局によると少なくとも91人が死亡、300人が負傷した。イスラエルは、空爆は、イスラム組織ハマスの軍事部門トップで昨年10月のイスラエル奇襲の首謀者とみなすムハンマド・デイフ指導者と別の司令官が標的だとしたが、死亡を確認できていない。

ネタニヤフ首相は会見で、デイフ指導者および別のハマス司令官が殺害されたかどうかはまだ不明とした上で「いずれにせよハマスの指導者全員を逮捕する」と述べた。

ハマス幹部はアルジャジーラTVに対し、デイフ指導者殺害を否定した。

デイフ指導者に対しイスラエルはこれまで7回殺害を試みた失敗に終わっていた。

マワシ地区は、イスラエルがパレスチナ市民に対し退避先に設定していた人道地区だった。病院には子どもや女性を含む多くの負傷者が運び込まれた。

イスラエル軍は空爆現場を上空から撮影した写真を公開。「空爆の場所は、木々やいくつかの建物、小屋に囲まれた開けた場所だった」と説明した。

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