ブラジル中銀、為替介入せず 通貨安「加速」も機能不全見られず
ロイター / 2024年8月14日 12時24分
ブラジル中央銀行のカンポス・ネト総裁(写真)は13日、通貨レアルの下落が最近「加速」したものの、機能不全は見られていないとし、外国為替市場に介入していないと語った。ニューヨークで2023年11月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)
Marcela Ayres
[ブラジリア 13日 ロイター] - ブラジル中央銀行のカンポス・ネト総裁は13日、通貨レアルの下落が最近「加速」したものの、機能不全は見られていないとし、外国為替市場に介入していないと語った。
議会公聴会で、リスク認識が高まる中、ブラジルに関連する特定の要因が大幅な通貨安を招いていると説明した。
レアルは対ドルで年初来12%近く下落している。ただ、中銀がインフレ抑制に向け利上げを検討しているというメッセージを発信する中、先週以降、幾分落ち着きを見せている。
総裁はディスインフレが減速し、インフレ期待が中銀目標の3%から遠ざかっているとし、インフレとの闘いを続けることが必要という認識を示した。
為替介入を実施していない理由について問われると、為替変動相場制はショックを吸収し、経済における資源の誤った配分につながる可能性のある相対価格への影響を回避するのが目的だと述べた。
また「このようなストレスの多い時期には介入を行うべきかどうか常に議論している」とし、政策当局者の集団的な決定だと明らかにした。
「中銀は大規模な外貨準備を有しており、必要であれば介入する」とも述べた。その上で、介入するのは市場の機能不全が確認された場合のみで、最近はそのような状況は見られていないと強調した。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1新首都で独立記念式典=ジャカルタでも同時開催―インドネシア
時事通信 / 2024年8月17日 21時45分
-
2インド全土で救急以外の診療“24時間停止”の抗議活動 女性研修医が性的暴行後に殺害された事件受け
日テレNEWS NNN / 2024年8月17日 18時36分
-
3ウクライナ軍による越境攻撃続く ロシア西部では住民ら18万人の大規模避難 食料や寝具など不足との声も
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年8月17日 23時36分
-
4米イランが衝突回避でホットライン開設合意
共同通信 / 2024年8月18日 3時1分
-
5米イラン「ホットライン」開設へ 衝突回避で異例の合意
共同通信 / 2024年8月18日 3時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください