スリランカ、マスク氏のスターリンクにサービス提供認可

スリランカの通信規制当局は、米起業家イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業スペースＸの衛星通信サービス「スターリンク」に、国内で衛星ブロードバンドサービスを提供するライセンスを発行した。大統領府が発表した。写真はスターリンクのアンテナ。ロスラゴスで２０１２年８月撮影(２０２４年　ロイター／PABLO SANHUEZA）

[コロンボ １３日 ロイター] - スリランカの通信規制当局は、米起業家イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業スペースＸの衛星通信サービス「スターリンク」に、国内で衛星ブロードバンドサービスを提供するライセンスを発行した。大統領府が発表した。

スリランカ議会は先月、２８年ぶりの法改正となる新通信法案を可決。スターリンクのスリランカ進出への道が開かれた。

当局者が先月ロイターに明かしたところによると、スターリンクは３月にスリランカに事業開始を提案。同社はライセンス料を支払う必要があるという。

スターリンクは地球を周回する約７５００基の衛星の６０％余りを所有し、衛星インターネット分野で首位に立っている。

マスク氏はインドでのスターリンク導入に関心を示し、南アジアへの進出を模索してきた。

スターリンクはコメント要請に応じていない。