バイデン氏、岸田首相に賛辞 新たな安保戦略や日米韓協力評価

　バイデン米大統領は８月１４日、岸田文雄首相（写真中央）が自民党総裁選への不出馬を表明したことを受け、岸田氏の在任期間を「歴史的なものにほかならない」と述べた。同日、都内の首相官邸で代表撮影（２０２４年　ロイター）

Tim Kelly　Sakura Murakami

[東京 １４日 ロイター] - バイデン米大統領は１４日、岸田文雄首相が自民党総裁選への不出馬を表明したことを受け、岸田氏の在任期間を「歴史的なものにほかならない」と述べ、新たな国家安全保障戦略やウクライナ支援、日米韓協力の新時代を切り開くための取り組みをたたえた。

バイデン氏は声明で「岸田氏の勇気あるリーダーシップは、太平洋の両側で今後何十年間と記憶される。彼を友人と呼べることに感謝する」と述べた。

米国務省のパテル副報道官は定例会見で、岸田氏の後任が誰であれ「日本との同盟とパートナーシップを引き続き深めていく」ことに疑いの余地はないと語った。