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ウォール街「恐怖指数」急低下、先週の急上昇はテクニカル要因か

ロイター / 2024年8月15日 8時26分

8月14日、 ウォール街(米金融街)で注目され、投資家の不安心理を示す「恐怖指数」として知られるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のVIX指数(ボラティリティー・インデックス)が16.31まで低下し、今月初め以来の低水準となった。ウオール街で2020年3月撮影(2024年 ロイター/Carlo Allegri)

Saqib Iqbal Ahmed

[ニューヨーク 14日 ロイター] - ウォール街(米金融街)で注目され、投資家の不安心理を示す「恐怖指数」として知られるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のVIX指数(ボラティリティー・インデックス)が14日に16.31まで低下し、今月初め以来の低水準となった。

同指数は市場の混乱で5日にパニックレベルの65まで上昇したが、急速に後退し続けており、投資家が株式の低ボラティリティーに賭ける戦略に回帰している可能性を示唆している。

インタラクティブ・ブローカーズのチーフストラテジスト、スティーブ・ソスニック氏は「(5日に)目にしたのはユニークな出来事の同時発生だった。このような出来事が一時的なものであることが分かると、誰もがすぐにこれまでと同じやり方に戻った」と指摘した。

アナリストらはVIX指数の急低下について、先週の記録的な急上昇が世界成長に対する長期的な不安というよりもテクニカル要因によるものであったことを裏付けていると語っている。

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