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イスラエル軍、ガザ北部で攻勢強める 人道状況深刻に

ロイター / 2024年10月14日 13時39分

 イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザ北部への空爆を拡大。中部ディール・アルバラハ(写真)では14日未明に避難民テントが空爆を受け3人が死亡、40人が負傷した。14日撮影(2024年 ロイター/Ramadan Abed)

(本)

Nidal al-Mughrabi

[カイロ 14日 ロイター] - イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザ北部への空爆を拡大し、ガザ市の北端に戦車が進軍した。

地元住民によると、イスラエル軍は北部のベイト・ハヌーン、ジャバリア、ベイト・ラヒヤを事実上封鎖し、避難目的以外の移動をできなくしている。

中部ディール・アルバラハでは、14日未明に病院の敷地内の避難民テントが空爆を受け3人が死亡、40人が負傷した。

13日には、中部ヌセイラトで避難民が身を寄せている学校が砲撃を受け、少なくとも22人が死亡した。

国連人道問題調整事務所(OCHA)のムスヤ人道問題担当事務次長は「ガザ北部では、言葉で言い表せないほど恐ろしいことが起きている」とXに投稿。「イスラエル軍の攻撃は激化している。人々は強制的に避難させられ、援助から遮断され、飢餓状態に置かれている。残虐行為を終わらせなければならない」と述べた。

ハリス米副大統領はXで、ガザ北部への食糧支援が2週間近く止まっているという国連の報告を引用し、「イスラエルは直ちに支援物資が輸送できるよう対応しなければならない」とし、「市民は保護され、食料・水・医薬品を手に入れることができなければならない。国際人道法を尊重しなければならない」と述べた。

イスラエル軍は13日、過去24時間にガザ全域で作戦を実施し、約40の標的を攻撃し、数十人の武装勢力を殺害したと発表した。

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