1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

中国製EV最低価格巡る協議、10月末までの合意困難=EU高官

ロイター / 2024年10月15日 8時36分

 欧州連合(EU)の高官は10月14日、中国製電気自動車(EV)に対するEUの追加関税を回避するための最低輸入価格に関する中国との協議について、難しい課題をもたらしており、今月末までに合意するのは困難との見方を示した。5月22日、江西省南昌市にある江鈴集団のEV工場で撮影(2024年 ロイター/Kevin Krolicki)

Philip Blenkinsop

[ブリュッセル 14日 ロイター] - 欧州連合(EU)の高官は14日、中国製電気自動車(EV)に対するEUの追加関税を回避するための最低輸入価格に関する中国との協議について、難しい課題をもたらしており、今月末までに合意するのは困難との見方を示した。

自動車が複雑な製品であることや、価格協定が適切で強制力のあるものでなければならないことを理由に挙げた。

追加関税は今月末に予定されているEUの反補助金調査終了後に課されることになっている。

高官は「可能性を排除するつもりはないが、10月末までの合意はかなり厳しいようだ。非常に複雑で難しい問題を解決しなければならないからだ」と語った。

交渉はそれ以降も続く可能性があるが、同高官によると、最低価格を含む価格協定はこれまで、さまざまな販売手段を持つ自動車のような複雑な製品ではなく、均質な商品を対象としてきたため、困難な課題があるという。

高官は欧州委員会が複数のEVメーカーが加盟する中国商工会議所やさまざまな輸出企業から最低価格の提示を受けていると述べた。

自動車の種類が異なることを考えると、単一の価格では機能しないだろうと指摘した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください