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ロシア、NATO核抑止演習を批判 「ウクライナ戦争下で緊張激化」

ロイター / 2024年10月15日 8時52分

 ロシア大統領府は10月14日、北大西洋条約機構(NATO)が同日開始した核抑止力強化のための年次軍事演習について、ウクライナで戦争が展開される中、緊張をあおると批判した。写真はロシアのペスコフ大統領報道官。モスクワで5月9日撮影。Sputnik/Mikhail Metzel/Kremlin via REUTERS(2024年 ロイター)

[モスクワ 14日 ロイター] - ロシア大統領府は14日、北大西洋条約機構(NATO)が同日開始した核抑止力強化のための年次軍事演習について、ウクライナで戦争が展開される中、緊張をあおると批判した。

NATOのルッテ事務総長は10日、核兵器搭載のシミュレーションを含む年次軍事演習を14日に開始すると発表。NATO当局者によると、加盟13カ国からF35A戦闘機など約60機が参加する。

ロシア大統領府のペスコフ報道官は「ウクライナ紛争という枠組みの中で進行している熱い戦争の状況下では、こうした演習はさらなる緊張激化にしかつながらない」と指摘した。

また、米国との核軍縮協議について「米英仏のような核保有国が間接的、さらに直接的に関与してロシアに対し戦争が行われている状況では、この問題を安全保障の他の全ての側面と関連付けずに協議することは絶対に不可能だ」と述べた。

ロシア軍が遅くとも2030年までにNATO領土を攻撃できる状況になるとしたドイツ対外情報機関トップの発言も否定。「ロシアはNATOに軍事インフラを向けたことはない。常にその逆だった」とし、「危険をもたらしているのはロシア軍だと言うのは完全に間違いで非論理的な上に、誰もが現在経験している対立につながった歴史の経緯に矛盾している」と主張した。

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