ブラジルのサービス業活動、9月は前月比＋1.0％ 過去最高

　１１月１３日、ブラジル地理統計院（ＩＢＧＥ）が発表した９月のサービス業活動は予想に反して前月比１．０％上昇し、過去最高を記録した。リオデジャネイロの飲食店で２０１８年１０月撮影（２０２４年　ロイター／Sergio Moraes）

[サンパウロ　１３日　ロイター] - ブラジル地理統計院（ＩＢＧＥ）が１３日発表した９月のサービス業活動は予想に反して前月比１．０％上昇し、過去最高を記録した。ロイターがまとめたエコノミスト予想は０．７％上昇だった。

前年同月比では４．０％上昇。エコノミストの予想中央値は３．５％上昇だった。

ＩＢＧＥの調査担当マネージャー、ロドリゴ・ロボ氏は「９月はエンジニアリング会社、音楽イベントの制作、パイプライン輸送、書籍の出版・印刷など、複数の部門でサービスの売上が伸びた」と述べた。

ブラジル中央銀行は６日の金融政策委員会（ＣＯＰＯＭ）で、政策金利を５０ベーシスポイント引き上げて１１．２５％とし、金融引き締めのペースを加速した。

経済活動の好調、労働市場の逼迫、財政懸念、通貨レアルの対米ドル相場下落を受け、ブラジルではインフレ期待が高まっている。

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