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鴻海、好調なAIサーバー需要を予測 第3四半期は14%増益

ロイター / 2024年11月14日 17時8分

11月14日、 世界最大の電子機器受託生産企業である台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業は、人工知能(AI)サーバー事業が来年、力強い成長を遂げるとの見通しを示した。写真は台北の同本社で2020年11月撮影(2024年 ロイター/Ann Wang)

Yimou Lee Faith Hung

[台北 14日 ロイター] - 世界最大の電子機器受託生産企業である台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業は14日、人工知能(AI)サーバー事業が来年、力強い成長を遂げるとの見通しを示した。

第3・四半期は予想を上回る14%の増益となった。

今年については「大幅な」増収という予想を据え置いた。来年はサーバーの売上高全体に占めるAIサーバーの比率が50%になると予測した。

同社の主要顧客は米国のアップルとエヌビディア。

10月の売上高は同月としては過去最高。同社は第4・四半期が前年同期比で増収になるとの見通しを示している。

具体的な数値は示さなかった。

ロイターの算出によると、第3・四半期の純利益は493億台湾ドル(15億ドル)。5四半期連続の増益となった。LSEGがまとめた市場予想は463億台湾ドルだった。

同社は先月、第3・四半期が前年同期比20%の増収だったことを明らかにしている。AIサーバーの販売が好調で、第3・四半期としては過去最高の売上高となった。

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