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G7のロシア産原油価格上限、EU6カ国が引き下げ要求

ロイター / 2025年1月14日 9時36分

 1月13日、欧州連合(EU)6カ国は、主要7カ国(G7)がロシア産原油に課している1バレル=60ドルの価格上限を引き下げるよう欧州委員会に求めた。ベルギー・ブリュッセルで2019年撮影(2025年 ロイター/Yves Herman)

[ブリュッセル 13日 ロイター] - 欧州連合(EU)6カ国は13日、主要7カ国(G7)がロシア産原油に課している1バレル=60ドルの価格上限を引き下げるよう欧州委員会に求めた。

スウェーデン、デンマーク、フィンランド、ラトビア、リトアニア、エストニアは欧州委への書簡で「ロシアの石油輸出収入を標的とした措置は同国の最も重要な収入源を減らすことから、極めて重要だ」と強調。「G7の石油価格上限を引き下げることで、われわれの制裁の影響をさらに高める時だ」と訴えた。

ウクライナのイエルマーク大統領府長官はテレグラムへの投稿で「エネルギー運搬船の価格とロシアの好戦性には明確な相関関係がある」とし、「エネルギー輸出はロシア政府にとって主要な戦争資金源だ。石油価格が高ければ高いほど、ロシアの武器の数や攻撃的な意図は高まる。石油価格が低いほど平和は近づく」と述べた。

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