韓国大統領の弾劾審判で初弁論、尹氏出廷せず数分で閉廷

　１月１４日、韓国の憲法裁判所は、尹錫悦大統領（写真）の弾劾審判の１回目の弁論を開いたが、尹氏が出廷を拒否したため、数分で閉廷となった。昨年１２月、ソウルで撮影。大統領府提供（２０２５年　ロイター）

Joyce Lee

[ソウル １４日 ロイター] - 韓国の憲法裁判所は１４日、尹錫悦大統領の弾劾審判の１回目の弁論を開いたが、尹氏が出廷を拒否したため、数分で閉廷となった。

これに先立ち、尹氏の弁護士は身の安全が懸念されるため尹氏が出廷しないと述べていた。

次回の弁論は１６日に予定されている。尹氏が再び出廷を拒否した場合は、弁護団が出廷して手続きが進められる。

尹氏の弁護士は、同氏が弁護団と協議の上、１６日に出廷するかどうかを決めると述べた。

憲法裁は１８０日以内に弾劾が妥当かどうかを判断する必要がある。