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原油先物は上昇、米シェール生産大幅減との見通しで

ロイター / 2020年4月14日 10時43分

 4月14日、アジア時間の原油先物は上昇。4月の米シェール生産量が過去最大の減少になるとの見通しが支援材料となっている。写真は米テキサス州ラビング郡で2019年11月撮影(2020年 ロイター/Angus Mordant)

[東京 14日 ロイター] - アジア時間の原油先物は上昇。4月の米シェール生産量が過去最大の減少になるとの見通しが支援材料となっている。

0017GMT(日本時間午前9時17分)現在、北海ブレント先物 は0.56ドル(1.8%)高の1バレル=32.30ドル。米WTI原油先物 は0.47ドル(2.1%)高の22.88ドル。

米エネルギー情報局(EIA)は13日、4月の米シェール生産量が日量19万4000バレル減の同870万バレル前後となり、1カ月の減少幅としては過去最大になるとの見通しを示した。

石油輸出国機構(OPEC)加盟国にロシアなど非加盟産油国を加えた「OPECプラス」は12日、5─6月に日量970万バレルの減産を行うことで合意した。他の産油国による減産や戦略備蓄の積み増しなども考慮すると、実際の減産規模は最大で世界の原油供給の約20%に当たる日量1950万バレルに達するとみられている。

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