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債務返済猶予など貧困国支援の動き、新型コロナ流行で=世銀幹部

ロイター / 2020年4月14日 11時9分

 4月13日、世界銀行のアクセル・ヴァン・トロッツェンバーグ専務理事はロイターとのインタビューで、新型コロナウイルス対策で貧困国の債務返済を猶予するなど、積極的な支援の動きがあると評価した。写真はインドネシアのバリで2018年10月撮影(2020年 ロイター/Johannes P. Christo)

[ワシントン 13日 ロイター] - 世界銀行のアクセル・ヴァン・トロッツェンバーグ専務理事は13日にロイターとのインタビューで、新型コロナウイルス対策で貧困国の債務返済を猶予するなど、積極的な支援の動きがあると評価した。

主要20カ国・地域は、世界銀行や国際通貨基金(IMF)による貧困国の債務返済猶予の呼びかけに支持を表明していると指摘。「誰もが最も貧しい国を支援する必要があると認識している。積極的な姿勢がみられる」と述べた。

世界銀行は32カ国を対象に21億ドルの緊急支援を既に承認している。今月中にさらに40カ国を支援対象に加える計画。

同氏は、民間債権者も、貧困国の債務負担軽減に動くべきだとした。新型コロナの世界的な感染拡大を受けて、貧困国からは資本が流出しているほか、海外で働く国民からの送金も急減している。

「これは全ての人に影響を及ぼす世界的な問題だ。全ての人が行動しない限り効果は望めない」とし、全ての機関には、何を最大限に活用できるかを模索し、迅速に行動する責務がある」と強調した。

国際通貨基金(IMF)は13日、新型コロナウイルスの世界的流行を受け、最貧国など25カ国を対象に債務返済を猶予すると発表した。

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