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ユーログループ、新型コロナ対応で追加措置必要=センテノ議長

ロイター / 2020年4月14日 11時31分

 4月14日、ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のセンテノ議長(ポルトガル財務相)は13日、先週合意した5000億ユーロの新型コロナウイルス対策について、支援の始まりにすぎず、感染拡大による影響に対処するにはさらなる措置が必要との認識を示した。写真はベルギーで2月撮影(2020年 ロイター/YVES HERMAN)

[リスボン 13日 ロイター] - ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のセンテノ議長(ポルトガル財務相)は13日、先週合意した5000億ユーロの新型コロナウイルス対策について、支援の始まりにすぎず、感染拡大による影響に対処するにはさらなる措置が必要との認識を示した。

TVIテレビのインタビューで「これで終わりではない。われわれは欧州のためにさらに行動する必要があり、そうする」と述べた。

ユーログループは9日、新型コロナ対策で合意。救済基金である「欧州安定メカニズム(ESM)」を巡り、各国が信用枠を申請する際に、経済的条件を付けるべきだとオランダが主張していたが、ドイツやフランスなどがオランダの説得に回り、特に経済的条件は設けないことで合意にこぎ着けた。

ただ9日の合意には、景気回復に向けた財源を賄う「ユーロ共同債」の発行に関する言及はなかった。

センテノ議長は、4月23日に開催される欧州委員会の特別会合後に財務相会合を開くとし、債務国の回復はかなり複雑なため、共同債が議題になると述べた。

協議の過程で、ある程度の課題に直面する見込みだが、合意は欧州にとって「勝利」となると強調。「2008年の対応には時間がかかったが、今回はわずか10日で流動性供給に向けた枠組みを構築した」と指摘した。

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